高性能振動子の交換へ
写真↓のホンデックスのGPS魚探(40/75kHz)の3kw振動子の撤去をついに決断した。
一番いい場所には最良の振動子を付けたいから。
このホンデックスの3kwでも水深400-500m位の浮いているキンメの群れならバッチリ映るはずだが、深海の海底の微妙な凹凸や小さな反応を把握するには無理。
アナログなので解像度もデジタルのロランスHDSより低い。
超音波の指向角が広すぎて、深海の急斜面や崖の状態(ライン、魚影)もよく把握できない。
今の船に変わってロランスHDS10の2012年度GEN2モデルを導入し、試しに生け簀スカッパーを1つ潰してB60(傾斜12度タイプ)を取り付けたが、EX27Yの場合イケスへのスルーハルはシャフトの影響で映りが悪い。
EX27YのB60振動子に関する日記↓
http://miraclefisher.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2012421-7660.html
http://miraclefisher.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/_-d5c6.html
http://miraclefisher.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/2012428-bda6.html
今の振動子と取付場所では折角のロランスが深海釣りに使えないことがはっきりしたので、ホンデックスの振動子の場所にロランス用に、より高性能なB260振動子をスル―ハルできないか、業者さんに見てもらった。
多少加工が必要だけど、埋め込んでいるホンデックス振動子の型枠を利用して取付け可能とのこと。
即振動子の付け替え作業をお願いした。
2012年HDS10のGEN2モデルに対応した発売直後の新型B260振動子↓
振動子とスルーハル工賃でそれなりの出費(^_^;)
でもロランスGEN2モデル対応では現時点で最良の振動子だと考えられる。
200/50kHzの指向角がそれぞれ6/19度と驚きの性能。
更にこの新型B260はブロードバンド専用の83khzの帯域もカバーしているそうだ。
イカ釣りにも効果を発揮できそう。
しかし、これだけ指向角が狭いと、浅場では19度の50kHz、深海では6度の200kHzと、従来の魚探の常識とは逆の周波数を選ぶことになりそうだ(^.^)
工事期間は1週間、来週末にはB260振動子の効果がどんなものか確認できそう(^^)v
ちなみにジムクォーツさんによれば、B260と同じ形状のもので200kHzが3度ビームのものがあるらしい。
その指向角3度(200kHz)の振動子とロランスHDSを導入した韓国の漁師さんらが、モロコなどの高級魚を大量に水揚げしている模様。
50kHzが若干B260の性能より落ちるそうだが。
韓国ではロランスのHDSを使っている漁師さんが多いと聞く。
私は深海を中心とした釣り目的なので、色んな釣りに使いやすそうなB260のほうを選んだ。
↑ボート釣り師が集まってます
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